アクセスしていただきありがとうございます。こちらは「中央大学学友会体育連盟洋弓部」のウェブサイトです。
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名称 中央大学学友会体育連盟洋弓部
設立 1972年 中央大学洋弓同好会(創立)
1991年 中央大学学友会体育連盟洋弓部(認可)
部会長 西海 真樹(法学部教授)
監督 澤田 剛之
主将 塚原 悠(第51期)
部員 約60名
部室 サークル棟 4318号室
練習場 第1体育館裏側 洋弓部練習場
「弓を引き、的を狙い、弦を放す。そして、矢の当たったところで点数が決まる。」これがアーチェリーというスポーツの基本となります。
弓を引く姿は彫刻“弓を引くヘラクレス(Hercules the Archer)”のような、とてもパワフルなイメージがあるかもしれませんが、実際には「自分の体格や腕力に合った道具を使用すれば、子どもやお年寄りでも、気軽に楽しむ」スポーツとなっています。
但し、「アーチェリーの矢のスピードは装備や弓の強さにもよりますが、だいたい時速200~230㎞くらいになります。その衝撃力は、厚さ5ミリの鉄板を打ち抜くほど」であるため、ルールやマナーはしっかり守らなければなりません。
基本的な「弓で矢を射ち、標的上の得点を争う」という競技スタイルは、世界大会やオリンピックでも変わりません。日本では主にターゲット(屋外の平地を会場とする競技)、フィールド(自然環境を活かした起伏のある森林丘陵地を会場とする競技)、インドア(文字通り室内平面(一般的なイメージとしては体育館のホール)を会場とする競技)の3種類が行われており、大学生が出場できる競技種目も同様です。
因みに、オリンピック競技は選手から的までの距離が70m、122cmの標的面を使用して行われます。標的面は中心の最高点が10点~最も外側で1点(同心円状の標的から外れた場合は0点)となり、決められた本数の矢で獲得した合計得点で勝敗・順位が決まります。
(参考:公益社団法人全日本アーチェリー連盟 ※本文中の「 」内は同連盟ホームページより引用。)
なお、中央大学も加盟している「関東学生アーチェリー連盟」における個人戦(予選)・団体戦については「50m・30mラウンド」によって行われていることから、日常の練習も50mと30m(選手から的までの距離)のターゲット競技を基本としています。
※上位校での団体戦や個人戦の本選などは、「70m」のターゲットによって競われます。
現在、大学で扱うアーチェリーの装備は、このような構成が一般的なスタイルです。
①ハンドル…材質はアルミニウム合金が一般的で、剛性と軽量化が図られたデザインです。
②リム…カーボンやグラスファイバーから作られており、このパーツが撓ること(反発力)で矢が飛びます。
③ストリング…リムの上下両端に掛ける「弦」であり、化学合成繊維を撚り合わせたものです。ストリングにアローをつがえ、指で引っ張りリリース(発射)します。
④アロー…矢は先端のポイント(鋼鉄)、棒状のシャフト(アルミニウム合金やカーボンのパイプ)、羽根とノック(ストリングに挟む末端部品でプラスチック製)から構成され、使う人の体格や技術、弓(ハンドルとリムの組み合わせによる反発力)の強さによって選ばれます。
※上記以外にも弓にはサイト(照準)・スタビライザー(緩衝)・プランジャー(補正)などを、選手自身は各種ガード類(指、腕、胸部)を装備します。